IT業界で活躍している人のなかには、会社に属さずにフリーランスとして活動する人もたくさんいます。
フリーランスは、仕事を受注するペースから仕事を行う場所まで、自由に選べるのが特徴です。
こうしたフリーランスからの人気が高まっている仕事場の一つに、コワーキングスペースが挙げられます。
コワーキングスペースとは、利用者のそれぞれの目的に合った使い方ができるサービス施設のことです。
コピー機やFAXといった設備完備、気軽に使える利便性のよさなど、メリットが多くある反面、利用するうえで気を付けなくてはいけない点もあります。
その一つが、セキュリティ対策です。
コワーキングスペースは、場所によって若干の違いがありますが、大半がオープンスペースで作業をする形になります。
個室のように仕切りがないため、トイレなどで一時的に席を外している間に、パソコンの情報や貴重品を盗まれるケースも珍しくありません。
コワーキングスペースでのトラブルは契約上、多くの場合が自己責任となります。
そのため、席を立つときはパソコンのロック、貴重品を持ち歩くといった対策が大切です。
前述したように、コワーキングスペースはオープンな空間なので、周りの話し声や音が気になってしまうこともあるでしょう。
コミュニケーションを求めておらず、話し掛けられることに抵抗を感じる、仕事に集中したい人にとってこの点はデメリットです。
その場合には、個室が完備されている場所を選ぶことで問題を解決できます。